社会不安障害ママのブログ

社会不安障害になって18年。いまだにどうしたらもっと自分が楽にいられるか模索中です。

今までの過程、やってみて良かった事などマイペースに綴っていきたいと思います。

その後

当時私は窓口で金融の対応と事務の仕事をしていました。隣の先輩がとっても優しいのになぜか緊張していましたね^^;


パキシルを飲み始めて、なんとなく今までよりも周りの目が気にならなくなった気がしました。自分のやるべき事に集中できるというか。


リーゼに関しては飲んでしばらくすると自分でも効いてきたのが分かり、いつもなら私からは話かけないような相手にも積極的に話しに行けるようになりました。


不思議な事に当時の細かい事はあまり覚えていないんです。


でもクリニックで診察を受けて行って、順調に良い方向に向かっていると判断されたのでしょう。


パキシルをだんだんと減薬していって(これは本当に医師の指示に従わないとふらつきが出たり危険なようです。)、確か1年半ほどでパキシルは断薬。リーゼのみの処方になりました。

診断、薬

先生の診断では社会不安障害でしょうとの事でした。


病名が付いてなんだかホッとしました。私の場合は小学生の頃は人と接するのが好きだったので、昔人間関係が円滑に築けていた人は治りやすいんだよ、とも言ってくれました。


先生から提案された薬は


・SSRIのパキシル

・安定剤のリーゼ


でした。


パキシルは毎日夜に決められた量を飲み続けて(きちんと飲まないとふらっとします。)、リーゼは特に緊張する場面だけ飲む頓服薬として。


その晩初めて薬を飲む時は、だんだん私が私じゃないみたいな性格になっていくんじゃないかと怖かったです。あんなに変りたかったはずなのに。


実際はどうかと言うと、薬を飲んだからと言って性格がガラッと変わるなんてありませんでした。私の場合はですが。不安に思っている方は安心してください。

初めての心療内科

約7年、本を読んだり自分でなんとかしようともがいていましたが、ようやく病院に行く事ができました。


そこは受付に女性が一人、先生が一人という小さなクリニックでした(カウンセラーはいません)。


まずは問診票に症状を記入するのですが、初めてそういう病院に来た緊張感からか手がブルブル震えてうまく書けなかったのを覚えています。


心の病気を認めたくない、でも楽になりたい、という複雑な気持ちがありました。


次に先生と問診票を見ながら色々な話をしました。積もりに積もった気持ちが爆発して、ずっと泣きながら話していました。